Luaの変数

Luaでは、C言語と違い、変数を宣言せずに使用することが出来ます。
変数という概念自体はC言語と同様、「データを入れる箱のようなもの」というのは変わりません。

データ型

Luaの変数にはデータ型はありません
ただし、参照するデータ、つまり、入れる中身であるデータには種類があります。

数値

Luaでは、整数や実数といった区別は特にしません。
以下は数値の代入例です。

x = 10
x = 1.0
x = 10e-1

文字列

以下のようにダブルクォートまたはシングルクォートで囲った文字は文字列として代入されます。
ダブルクォートまたはシングルクォートの場合は \n や \t などの「\」で始まるエスケープシーケンスを用いることが出来ます。

s = "aaa"
s = 'aaa'

関数

Luaでは、関数も変数として扱います
これは、関数は変数に代入したり、他の関数へ引数として渡したり、戻り値として返したりすることが出来るということです。

テーブル

Luaでは、テーブルというデータをまとめて扱うことが出来る機能があります。
テーブルの詳細については後で解説します。

ブーリアン

ブーリアン は true または false の値を取ります。

b = true
b = false


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